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‐施工管理技士の難易度とは?等級についてもそれぞれ紹介‐

建設現場などで施工管理を行うには専門の資格を取得する必要があります。
その資格が施工管理技士です。
高い知識や管理技術を保証する資格であり、受験するためには実務経験などの経験を求められることもあります。
今回は、施工管理技士の概要について解説し、合格するために知っておきたい資格の難易度についても紹介しましょう。

 

施工管理技士について

施工管理技士の難度について解説する前にそもそも施工管理技士とはどのようなものなのか、等級とはなにか、どのような種類があるのかについて解説しましょう。

 

施工管理技士とは

施工管理技士とは、施工管理の国家資格です。
この資格がないと建設現場などで管理ができません。
一方、資格があることで工事現場における技術責任者という形で現場監督になるケースも見られます。

 

施工管理技士には等級がある

施工管理技士は1級と2級の等級に分かれています。
具体的な違いとして、扱える工事の規模と役割が異なる点が挙げられます。

まず、規模としては1級の場合は大規模な建設工事で施工管理ができる野に対して、2級の場合は中規模以下の建設工事でのみ施工管理が可能です。

役割については次のような違いがあります。

・1級施工管理技士:専任技術者および監理技術者(特定建設業・一般建設業の両方)
・2級施工管理技士:専任技術者」および主任技術者(一般建設業のみ)

なお特定建設業とは、1件の工事代金について、4,500万円(建築工事業の場合は7,000万円)以上となる下請契約の工事を言います。

 

7種類ある施工管理技士

施工管理技士といっても実は現場の種類によって以下の7種類が設定されています。

・建築施工管理技士:建築工事の分野
・土木施工管理技士:土木工事の分野
・管工事施工管理技士:配管工事の分野
・電気工事施工管理技士:電気工事の分野
・電気通信工事施工管理技士:(2019年新設)ネットワークの電気工事の分野
・造園施工管理技士:造園などの外構工事の分野
・建設機械施工管理技士:建設機械の分野

このように建設現場のあらゆる分野に施工管理技士が設定されており、近年成長が著しい固定電話、インターネット、LAN工事などの専門資格として電気通信工事施工管理技士が新設されています。

 

施工管理技士の難易度は?

施工管理技士は7種類、それぞれに等級も1級、2級と設定されているので、一概に難易度について解説できません。
ここでは、1級を例に解説しましょう。

 

学科合格率は40%前後

1級の施工管理技士の合格率は学科試験で例年40%前後となっています。
基本的な内容ではあるものの、十分な試験対策をしていないと、解答できない問題ばかりです。
そのため、仕事をしながら学ぶことはとても大変で疲れる作業でもあります。
このような状況で合格するというのは、それなりの努力が求められるでしょう。

 

実地試験合格率は35%前後

実地試験も1級の施工管理技士に設定されています。
十分な実務経験があれば合格できるレベルではあるものの、実際の業務を通じて1級の施工管理技士の先輩なら学ぶことも多くあるのも事実です。
そのため、会社などの環境によって学べることが変わってくることも多く、合否の差になってしまうこともあります。

ただ、基本を十分に押さえて試験対策をしておけば、所属先の会社の環境に関係なく合格できるでしょう。

 

まとめ

施工管理技士は、建設現場で施工計画を始め工程の管理や安全管理をするために必要な国家資格です。
今回は、施工管理技士の概要とその難易度について、1級、2級といった等級に分けて解説しました。

等級にかかわらず、合格率は1級の場合40%前後と狭き門ですが、現場でのキャリアアップについて、挑戦するだけの価値はあります。

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