マンションなどで改修工事管理が必要になる理由を考えてみよう
改修工事は、原状を回復させるだけでなく、機能や利便性を高めるための工事です。
具体的にいえば、地震が発生しても、建物の安全性が保たれるように耐震改修工事が行われています。
設備を向上させるために断熱改修工事もするでしょうし、バリアフリー化も立派な改修工事になります。
そうした工事には、改修施工管理という技術者が携わっています。
どうして改修工事管理者が必要になるのか、その理由もご紹介しましょう。
改修工事管理を請け負う者
改修工事管理という業務は、民間資格が用意されています。
この有資格者によって、マンションなどの改修工事の工程がスムーズに進み、そして、安全性や品質に繋がるとされています。
どんな役割を担うのかといえば、施工計画を立てる役割です。
改修工事管理で円滑に
改修工事管理によって、工事がスムーズに進むのですが、それは施工計画を立案しているからです。
建築物の規模や立地、改修部分などに合わせて計画を立てなければ、改修工事にトラブルが起こることもあります。
管理技術者が計画案を立てることが大事になります。
例えば、周辺住民に迷惑にならないように資材搬入経を確保したり、
作業が効率的に進むように資材置き場の位置を考えたり、改修部分に合わせて仮設足場の種類さえ異なります。
実際に現地で確認作業も行いますし、マンションなどの場合には管理組合と打ち合わせも行います。
工程管理について
改修工事管理といっても、工程管理も必要になります。余裕をもったスケジュールを立てる必要もありますし、
台風や何かしらトラブルが起きて、工事に遅れが出ないかを管理する必要になります。
改修工事管理では、様々な業者がそれぞれの場所で活躍します。
塗装・設備・足場業者など多くの職種が関わるので、作業内容も把握しなければなりません。
作業順序がバラバラにならないよう調整するのも役割です。
安全管理について
改修工事管理で重要視されるのは、事故です。例えば、足場から資材が落下する可能性もあります。
重機や資材の搬入などにも、通行人が安全に通行できるようなルートを選ぶ必要もあります。幅広い視点と視野が求められます。
現場管理というだけに、実際に現場を訪れて管理しています。
もちろん、改修工事管理を必要とするのは、作業する作業員の安全を確保するためでもあります。
作業員同士の接触によって高所から転落することも無きにしもあらず、
夏場の猛暑、冬場の積雪など、改修工事において起こりやすい事故がいくつかあります。
現場で活躍する作業員の安全教育をはじめ、現場のパトロールなども必要になります。
品質管理について
マンションをはじめ、新築の建造物に関しては、
改修工事が計画通りに進んでいるにしても、完成に問題があっては意味がありません。
いわゆる品質についても管理しなければなりません。
受け渡しをしたものの、欠陥が見つかると、再工事が必要になってしまいます。
ですから、使用している材料について抜かりなく確認が必要になります。
寸法に問題があるのに、ムリに型にはめ込むことで仕上がりの精度が落ちてしまうこともあります。
ですから、基準をクリアしているかどうかをチェックしなければなりません。
このように、改修工事と一口にいっても、安心、安全性をしっかり考えた管理が重要になります。
それを任せることができる有資格者も必要になります。
有資格者は、できるだけ経験が豊富な方を選ぶようにしましょう。
従業員も信頼できる管理者のもとでなら、安心して改修工事が行えるでしょう。
一致団結することで、強度のある工事が実現できます。
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