私たちの暮らしに欠かすことのできない衛生設備工事とは?
私たちは生活をする上で、トイレで用を足したり、汚れたカラダをお風呂に入って洗ったり、
朝起きて顔を洗ったり、衛生設備を利用して生活しています。
衛生設備工事は生活をする上で深く関わってくる工事で、
これを怠ることにより、水が出なくなってしまう、そうした支障が出ることがあります。
衛生設備工事とは、いわゆる生活のためのメンテナンスです。
私たちの快適な暮らしを支える工事になります。
衛生設備とは
聞き慣れない言葉ですが、衛生器具であったり、水まわりの小物などの新設や更新をする工事になります。
多くの場合は、老朽化してしまう衛生設備配管となる給水と給湯、排水管の交換などになります。
生活する上で、飲み水もあれば、トイレの排水などの出す水もありますが、これらが給排水衛生設備にあたります。
衛生設備というとどんなものがあるのかといえば、
一般住宅においては、洗面化粧台、便器、浴槽などの衛生器具をいいます。
先にあげたように水まわりの小物の取り付け工事も衛生設備工事です。
ちなみに、衛生設備工事は、給水設備・排水設備・消火設備・給湯設備などの総称です。
また、一般住宅だけではなく、オフィスビル、商業施設など身の回りのさまざまな場所に設置されています。
給排水衛生設備工事
なかには、給排水設備もあります。
これは、キッチンやトイレなどの衛生設備の中の給水管や排水管、給湯設備というように
給排水設備に関する工事になります。
専門となる有資格者による施工が行われるのですが、
給排水工事は、給水・給湯などの上水工事と、雨水・汚水などの下水工事とで工事内容も異なります。
ちなみに、上水設備は水道の水を供給するための管になります。
水道管から供給される水を貯めておく水槽であったり、
マンションや学校などなら屋上などに高置水槽が設置されているのを見たこともあるでしょう。
一方の下水設備は、雨水や汚水を流す排水管になります。
排水を流す排水立て管が一例ですが、
そこまで排水を集める排水横枝管、管内の気圧変動を調節してくれる通気管などがあります。
衛生設備工事の種類
給水・給湯設備工事は、使用内容に合わせた機器の選定や工事を行います。
給湯設備機器の設置というならば、中央給湯式・局所給湯式・配管式などの種類があります。
配管に関しても、鉄管や銅管、ステンレス管など異なります。
ですから、知識と技術をもった専門の施工士が携わるワケです。
衛生器具というのは、キッチン・バス・トイレなどの機器設備です。
使用環境も異なりますが、使用する人数も異なりますから、大事になるのはメンテナンスです。
各衛星器具に付属する部品まで取り替えてくれたり、調整を行うことにより常に衛生的な水が使用できます。
カビ臭くならない、サビが出てこないという水が出てきます。
ちなみに、工業エリアではこうしたメンテナンスは必要な内容です。
汚水などの環境問題も生じるためですが、働く者の健康被害が生じないためには、空調設備工事も必要となります。
衛生設備工事とは、菌の問題もあります。空気中の菌を室外へと排出することも大事になります。
ですから、飲み水、出す水のみならず空気循環もあわせて工事が必要です。
衛生設備工事とはどんなものかといえば、暮らしを豊かにするために必要不可欠な工事だといえます。
衛生設備工事を怠ることにより、飲み水がサビっぽい、カビ臭いなどのトラブルを起こす可能性も出てくるので、
経年劣化する前に部品交換など、適切な工事を行います。
それによって、健康被害もなくなるでしょう。
定期的な点検によっても、こうした問題に対応ができます。
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